Freeportで買い物をする | Room Style Store

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2019/09/05 05:30

思いはいつか現実となる。30年来の夢が叶ってアメリカはメイン州、フリーポートにやってきた。 80年代に読んだメンズクラブにショッピングタウンとして紹介されていたこと、特に釣り愛好家のためにLL.Beanが24時間オープンしていることなどワクワクしながら記事を読んだものだった。


もっとも最近アメリカ各地のショッピングモールが次々と閉鎖、ゴーストタウン化しているというニュースを知っていただけにフリーポートも廃れているかと思いきやとんでもない。大勢の客で広大な駐車場がどんどん埋まっていくではないか…早速見て回ることにした。


(1) Brooks Brothers Factory Store

ショッピングモールの目抜き通りにあるのがブルックスブラザーズ。かつてアメリカ製品が主流だった最古の紳士服専門店も今では新興国製の商品が中心だ。それでもソックスや小物に洒落たものがあったので記念に数点ゲット。


(2) ブルックスでの戦利品

左は小物売り場で目を惹いたアイビーストライプの時計バンド。小さいながらもメタルの鳩目が憎い。一方右のソックスは発色も肌触りも抜群のイタリー製。クレストにストライプ、アーガイルをチョイス。早くも秋冬物が着たくなる柄だ。


(3)Ralph Lauren Factory Store

エリア端に位置する大きな無料駐車場に近いのがラルフローレン。アメリカ最大のブランドだけあって客足が途絶えることなくいつも賑わっている。アウトレット専売品も多いのでリテールストア用の商品を探して、ようやくオックスBDを購入…エリア内の名物レストランでランチと相成った。


(4) ロブスターロール

ショッピングの楽しみに加えてトライしたいメイン州特産ロブスター(^^)。トップサイドタバーンという名のレストランで名物ロブスターロールを満喫…ゴージャスなロブスターをファーストフード風に食べる。なんてアメリカンだろう…フリーポートに行く機会があれば是非味わってほしい。


(5) クラフトビア

アメリカのビールというと薄いバドワイザーと思いがち…ところがどっこい、ボストンのサミュエルアダムス以上にご当地もののクラフトビアが美味い。ここフリーポートでは白ビールから黒ビールまで何種類もある。全部試せないのが残念。


(6) 24時間営業のL.L.Bean 本店

伝説のLLビーン本店は今も24時間営業。看板商品ビーンブーツのオブジェが客を出迎える。早朝からアウトドアを楽しむ顧客のために数多の商品を用意して休みなく営業する…これがフリーポートに客が集まる大きな理由かもしれない。


(7)洒落たドアの取っ手

ボートのオールがドアの取っ手というところが如何にもLLビーンらしい。こちらは正規品を扱っているので定価販売…それとは別にアパレル、アウトドア用品などカテゴリー毎にアウトレットストアが点在している。


(8) 本店の店内

とにかく店内は広い。客は「◯◯が欲しい…」と予め決めて買い物するのか動きに無駄がない。「何か良いものないかな…」と目的もなく広い店内を歩くと結構疲れてしまう。


(9) ラルフローレンとLLビーンでの戦利品

写真はビーンシューズ。ブーツは愛用中なので今回は短靴をチョイス。今も変わらぬメイドインメインUSAが嬉しい。一方ラルフローレンはアメリカ国旗のエンプロイダリー入りの半袖とPレターが付いた長袖BDをゲット。


(10) RRLのピケとコーデュロイ、ホワイトデニム

フリーポートまでボストン郊外からローレンスとポートランド経由でてハイウェイを約3時間…往復6時間は日帰りツアーとしてはかなりの時間だ。途中郵便局でロッカー内の荷物(RRLパンツ)を受け取ってツアーは無事終了した。


フリーポートが賑わっていたのは①ショッピングエリアの中核をなす24時間営業のLLビーン本店の存在②ファクトリーストアが集まるショッピングゾーンの存在③名物のロブスター料理④地産地消のクラフトビアなど様々な魅力が重なっているからではないだろうか。

ボストン周辺を車で旅行する予定のある方は是非訪れて欲しい。

by Jun