スマホの買い替え | Room Style Store

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2024/11/17 05:02


4年間使っていたiPhone12Pro(以下12Proと記す)の端末分割代金が47ヶ月で終了。アップルケアも期限切れとなった途端「バッテリーのパフォーマンスが落ちてる」との診断が下された。「タイミング良すぎでは…」と疑るも確かに持ちが悪い。バッテリー交換で14,500円かアップルケア再加入で31,300円投入か迷うところだ。

とはいえ今のスマホも下取価格は下がる一方。ここは延命より買い替えだろう…と近場のauに予約を入れた。店では和やかに始まった商談だったがいきなり「ぼったくり」が判明。「二度と来るまい」と誓い席を立った。そこからは八方手を尽くしてiPhone16Pro(以下16Proと記す)を何とか手に入れ今ここに文章を入力している。

そこで今回はiPhoneの買い替えの顛末を書いてみようと思う。

(1) 「ぼったくり」とは…
auショップで判明した”ぼったくり”とは以下のとおり。まず商談の最初に「頭金として26,500円頂きます」と説明がある。頭金=本体代金の一部と思いスルーしてはいけない。問い正したら販売手数料という名目の上乗せだったのだ。よく分からずに契約する客もいるだろう。実に阿漕なやり方だ。

(2) au他店の販売手数料
そこからは情報収集に徹した。まず別のauショップに電話するとやはり「販売手数料あり」で11,000円。多少は良心的だが”ぼったくり”なのは同じ。販売手数料なしの店はないの?と探すとKDDI直営なら頭金0円と分かった。近場だとau新宿店だ。とはいえ既にauショップ自体に不信感があるのでリサーチを続けた。

(3) 本体代金の違い
案の定16Proの本体代金はアップル店舗だと159,800円なのにau直営店は188,600円と上乗せしている。しかも差額は28,800円とかなり大きい。下取り価格はau直営店が43,450円でアップル店舗は35,000円と8,450円低いもののトータルは28,800−8,450=20,350円もアップルで買う方が得になる。

(4) アップルで購入
①販売手数料を取るauショップは論外だが②au直営店も本体代金が上乗せ…となると③アップル店舗で購入しかない。ぼったくりへの怒りが原動力となり早々と翌日のアップル新宿「来店予約」をゲット。次の日を待った。一夜明けて気分一新、指定時刻に入店すると客の多さに驚く。しかも皆立ったままの商談だ。

(5) SIM交換
対応したスタッフは「復元でデータが消えても保証はできない」と言う。「いつも自分で復元してます」と伝えると次に「SIMカードの再発行が必要かも」とやけにネガティブだ。売る気あるのかと思う。「5G契約済なのでSIM差し替えでOKなはず」と訴え動作確認すると問題なし。やれやれauショップとは別の意味で疲れる。

(6) 支払いなし
本体代金を分割して月々の回線使用料と合算するau方式に倣いアップル推奨のペイディを初めて利用した。アプリを入れて事前審査が済んだら口座引落を登録。これで振込手数料や分割手数料、アップル店舗での支払いもなし。下取り12Proを初期化して帰宅後16Proへの復元が完了…長い長い道のりだった気がする。

(7) iPhone12Pro VS iPhone16Pro
さてここからは新旧比較。自分の12Proは下取りに出したので家族の端末を借りて比較してみた。並べてみると目に付くのが長さの違い。ネットで確認したら2.9㎜と僅かだが16Proの方が長い。一方横幅は71.5㎜で12Proと変わらず。自分の指は短い方なので幅が変わらないと助かる。

(8) 厚み
幅は変わらない…と書いたが16Proは0.85㎜ほど厚くなっているようだ。実際手に取ると「厚みが増したな…」とすぐに分かる。16Pro用の保護ケースに入れると更に分厚く感じてしまう。もっと薄くて頑丈なケースにすれば良かったか。因みに16Proはホワイトが一番人気で自分が選んだデザートは二番手とのこと。

(9) 重量増加
16Proの重量は199㌘、一方12Proは187㌘なのでその差はわずか12㌘。10円玉に例えるなら3枚もないので普段使いなら気にならない範囲か…と思ったがカメラ部分のサイズアップで重量バランスが変わったのか持っているとやけにヘッドが重く感じる。片手で長い間持っていると結構疲れてしまった。

(10) さらばライトニング
iPhone15からライトニングケーブルに代わってUSB-Cを採用したアップル。汎用性を考慮した…というよりもEUのプラットフォーマー規制に渋々対応した結果らしい。リビングを始めあちこちに顔を出していた我が家のライトニングケーブルだがこの分だと近いうちに必要なくなりそうだ。

(11) カメラ機能
12Proも16Proも同じ三つ目だが見た目の大きさが全然違う。綺麗さで言えば12Proが最大1200万画素なのに対して16Proは最大4,800万画素もある。実際に写真を撮れば「おー綺麗だ」とすぐ分かるほどだ。それにズーム機能も12Proは2倍なのに対して16Proは一気に5倍‼︎…遠くのものを写すとその実力が分かる。

(12) 綺麗さ
飛行機の窓にカメラを押し当てて写した北海道の紅葉。林の中の木が一本一本くっきり分かる。使い始めて直ぐに16Proの進化を実感したのがカメラ機能だった。手前のカラマツ林は密集しつつも一本一本の木がハッキリと区別できる。パズルのように点在する緑の芝生の質感や冬を迎えた北海道の曇り空も見事な再現度だ。

(13) 調節機能
半逆光の西日が差す天北峠の公園にて。手前の影の部分から芝生に当たる陽の光、遠くの山々に漂う雲や合間から薄青色の空…自動補正機能のおかげで人間の目で見たもの全てが上手く再現されている。カラーフィルムの時代だったらシャッター速度と露出の調節だけで中々この質感は出せなかったに違いない。

(14) ズーム機能
長く伸びた駅のホーム、どこまでも続く線路。奥行きが圧縮されたような望遠レンズのもつ効果が上手く現れている。昔なら長い望遠レンズを一眼レフのカメラに入れ替えて撮影したものだが16Proなら120㎜の望遠レンズを差し替えた時と同じ効果をタップ一つで引き出せる。実に便利になったものだ。

(15) 左側のボタン
気になるのがボタンの変更。上が16Proで下が12Proだがどちらも一番上がマナーボタン。次にボリュームボタン(+) とボリュームボタン(−)が続く。唯一の違いは12Proのマナーボタンが上下切り替え式だったのに対して16Proではマナーボタンを長押しすることで消音になるという点。慣れると確かに便利だ。

(16) 右側のボタン
右側面の比較。左は12Proで右が16Proだがサイドポタンは同じ位置。電源のオンオフやSiri、アップルペイの呼び出しなど何役もこなすボタンだ。一方16Proでは新たに大きめのカメラコントロールボタンが下に付いた。1回押すとカメラ起動、2度押しや半押し、長押しなどそれぞれ機能が異なる。習熟が必要そうだ…。

(17) 付属品
付属品は両USB-Cの充電用コードとSIMスロットを開ける小さなピンだけ。昔に比べて外箱もスリムだ。アップルウォッチのように12Proも16Proもワイヤレス充電が可能だが充電速度はUSBの方が早い。それにワイヤレス充電するなら専用機器も必要になる。アップルウォッチを買い替えた時に試してみるか…。

(18) 待機画面
16Proでは常時表示デイズプレイがデフォルトでオンになっている。最小限の電力で常時左のように薄暗く時刻と待受が表示されている。これが画面をタッチすると右のように明る表示されるというわけだ。iPhone14から始まった機能だそうで12Proを長年使い続けてきたせいか浦島太郎状態になっていた。

(19) パスワードアプリ
復元時にiOS18 にアップデートされたようで新たにパスワードアプリがダウンロードされていた。気になる使い道だが①アプリをタッチするとFACE IDが立ち上がる②管理画面が表示される③6つの項目から選択④例えばWi-Fiの項目を選択すると過去に使用したIDとパスワードが全て閲覧できるといった具合だ。

(20) パスワードアプリの管理画面例
こちらが管理画面例。念の為ネット上から拝借したものを掲載している。過去にWi-Fiポイントや宿泊施設、飲食店などでIDと指定のパスワードを入力したものが全て記憶されている。今までどこに保存されていたの?と調べたらicloudのキーチェーンだったらしい。アクセスしやすいように進化させた機能とのこと。

今回は自分への誕生日プレゼントということで急遽スマホを買い替えた。結局2日遅れで手元に届いたがiPhone買うなら「アップルストアが一番」ということがよく分かった。実際携帯大手+アップルストアの5社で販売台数比較すると一位はauの37.1%だがアップルストアが36.6%と肉薄している。抜くのも時間の問題だろう。

元々ユーザーフレンドリーなiPhone、熟練スタッフのようなそぶりでSIMを交換するauショップの店員がやっていたことを自分でやれば良いだけの話だ。もし6G世代が導入されてプランが出揃ったら契約を更新、SIMだけ新しくして最新のiPhoneはアップルストアで買う。これならauの”ぼったくり”と無縁、怒りも出ない。

因みにドコモやソフトバンクのショップでも阿漕な「頭金=販売手数料」を店舗毎に独自設定していることが分かった。何だかiPhoneを自分で設定するのが苦手なユーザーを待ち受けるハゲタカのように思える。少なくとも自分の家族がスマホを買い換える時はぼったくりに合わないようauショップだけは止めさせるつもりだ。

By Jun@Room Style Store