ノマドと暮らす(第2回) | Room Style Store

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2025/11/16 08:14


前回はジムニーノマドを予約してから納車までの様子をブログで紹介したが、当初11月中旬と言っていた納車日が思ったよりも早まり第一土曜日となった。実際はそれよりも早めにディーラーに到着していたが途中追加注文したマッドフラップと後席のフィルム施工が重なり数日伸びたようだ。

最後のオプションはカード払いで済ませいざ納車か!と思いきやまだ手続きがある。スズキのオーナー向け会員サイトへの登録や保証期間内の定期点検はディーラーで受けるといった補足説明を受け、最後に初回一ヶ月点検の入庫日も予約するという入念ぶり…混みやすい週末を避けて予約した。

そこで今回は待ちに待った納車と早速はじめたカスタムの様子をお届けしようと思う。

※扉写真はジムニーノマドのスマートキー

(1) 追加の支払い
冒頭でも書いたが契約後にマッドフラップと後席のフィルム貼りを依頼した。マッドフラップは黒と赤からアクセントになる赤をチョイス。純正品をネットで買えるが自前で穴あけが必要と聞いて任せることにした。ネットでは後席フィルムもDIYするオーナーがいて感心してしまう。

(2) 届いた車
いよいよ納車…ノマドでもジャングルグリーンは人気のようだ。自然の景色に溶け込む色が好まれるのだろう。ジムニーやジムニーシエラはガンメタリックのフロントグリルだがノマドではスリットの縁がシルバーメッキが施されており顔つきがグッと華やかなになっている。

(3) リアビュー
マッドフラップが良く見えるリアビュー。最初は黒にしようかと迷ったが担当のセールスマンは「意外と赤を選ぶ人が多いんですよね…アクセントになるんでしょう」とのことでお勧めに従って正解だったようだ。リアのスモークは少々濃すぎたかもしれない。

(4) 最終確認書
最終確認所の項目一つずつ確認しながら初回の一ヶ月点検の日付を決定、確認書に書き込んで手続きはすべて終了。さあ乘るか…と思ったらまだやることがあった。「一応新車なので付けたままにしておきましたがビニールカバーはどうしましょうか?」と聞かれ一緒に外すことにした。

(5) ビニールカバーを外す
新車のビニールシートカバーを外すのに手間がかかるようだ。リアを外すのを手伝うことにした。ついでに記録代わりに撮影…「納車時しか見られない光景なので敢えて外さないようにしました」と言う担当の心遣いに感謝しつつ「確かに新車を買った時だけだ」と納得。

(6) 同じ日に2台のノマド納車
こちらはもう一台のノマド、なんと一日に2台も納車されるとは。ノマドだけのレッド(専用色)も中々良い。予約開始日だった1月30日の朝いちばんに予約したオーナーさんだそうだ。勿論AT仕様。MTを選択したことで初日の一番客と同じ納車日だったことになる。

(7) 初ドライブ
土曜日に納車されて翌日は日曜日、慣らし運転を兼ねて初ドライブに出かけた。角ばったジムニーノマドと背景のコンテナがマッチしてなかなか絵になる。外見はマッドフラップ以外ドノーマル。そのうちにホイールとホワイトレター付のタイヤに交換しようと計画中。

(8) 品川埠頭
車高が高いかと思いサイドステップを考えていたが乗降はとても楽ちん、心配する必要はない。スズキによれば程よい車高は「普段使い」を意識してのこと…1インチアップするだけでオフロード走破性は向上するようだが信州の田舎がメイン故ノーマルで十分だろう。

~カスタムコーナー~
(9) カスタム①USBポート
早速カスタム開始。純正ソケット穴を利用した後付けパーツを購入した。USBポートと空きソケットが2つにダウンライトも付いていて純正センターコンソールのデザインを損ねない作りになっているとか…それにしてもジムニー後付けパーツの充実ぶりは目を見張るものがある。

(10) ノマド側の取付場所
写真はセンターコンソールのシガーソケットと小物入れ部分。左のソケット凹部に増設電源ユニット側の凸部を差し込んで両面テープで固定するだけという極めて簡単な作業。誰でも簡単にUSBポートを増やせるということで愛用しているジムニーユーザーも多い。

(11) 完成
こちらが増設電源ユニットを両面テープで固着した後の写真。多少下の小物入れが使いづらくなってはいるもののコンソールと違和感のない表面処理やデザインは流石と言える。発売元はカーメイト、アマゾンでの口コミ評価は中々のもので4.0、楽天ではなんと4.6を誇る。

(12) カスタム②リアドア配線カバー
〜元々の配線〜
お次はバックドアで気になる部分。後部ガラスの曇りや霜を取り除く「デフォッガー」の配線がむき出しになっているのだ。荷物の出し入れをするうちにうっかり断線なんてことになりかねない。勿論後付けパーツ業者に抜かりはない。しっかりカバーしてくれるものを用意している。

(13) マグネット式カバー
カスタム商品もピンキリ、アマゾンで安く売っているものは返品などで問題のある業者も少なくないという。両面テープでバックドアに直接貼り付けるタイプは塗装を傷めてしまいそうだが強力マグネットならばその心配もない。ということで多少値は張るが磁石タイプをチョイス。

(14) 取付後(その1)
まずは右側の配線部分に被せてみる。ガラスとバックドアパネルの間に爪のような先端が入り込むデザインになっているので「最初から付いていたのでは?」と思ってしまうほどの出来栄えだ。発売元はセイワ、こちらもアマゾン評価が4.6で楽天4.8のベストセラーだ。

(15) 取付後(その2)
こちらが左側の配線をカバーしたところ。それにしてもなぜ配線が剝き出しなのかAIに問うてみたら「配線を隠すためのパネルをドアに張り付けると荷室が狭くなる」ことや「修理やメンテナンスの容易さ、車のコスト削減」のためだと考えられるそうだ。

(16) カスタム③
〜サイドシルスカッフガード〜
車の乗降時、ついサイドシル(シルとは日本でいう敷居のこと)部分に足を乗せてしまいがち…純正は樹脂パーツなので踏み付けるうちあっという間に白くなりそうだ。そこでカバープレートの登場だ。ジムニー用の純正品もあるが地味なカーボン調のカスタム製品をチョイスした。

(17) 取付の様子
付属していた助粘材ティッシュで接着部分を予めよく拭いておく。次に仮に置いて位置をマーキングする。カスタム化する際、純製にこだわるユーザーも居るが汎用品は値段が安いのが魅力。数多あるパーツの中から自分だけのお気に入りを探すのも楽しみのひとつだ。

(18) 両面テープを剥がす
両面テープを剥がしているところ。これが意外と手が掛かってしまった。手の爪では上手く行かないのでカッターの刃を使って赤いテープを剥がしてゆく。ジムニーノマドだから同じことを4回繰り返す必要がある。後席ドアがあると嬉しい反面やることも多い。

(19) フロント完了後
フロントのサイドシルスカッフプレートを装着し終えたところ。実際大人の場合は先に車側の足、つまり運転者ならば左足を車に入れて着座、その後もう一方の足を中に入れるのでシル(敷居部分)を踏むことはあまりなさそうだが小さな子供のいるファミリーには効果があるだろう。

(20) リア完了後
こちらはリアのパーツ付けが完了した様子。ネットで検索するとスカッフプレートを付けた方が良い理由として①傷や汚れ防止②ドレスアップ効果③後付けが用意の3点を挙げている。一方付けなくても良い理由として①パーツ代がかかる②デザインの好みを挙げていた。

先日、2026年1月30日つまり今年の受注開始日から1年後に予約受付を再開すると決定。当初はトヨタの様に「抽選になるやも…」と噂されたがディーラーでは「そうはならない」と明言している。考えれば車が抽選じゃないと買えないのは異常だ。

問題はまた予約が殺到、納車待ちが続くのではという点だろう。AIも①前回の実績②根強い人気③SNSでの反響から予約が集中するとしている。これに関してはディーラーも「殺到する」と読んでいる。だからといって今はできることあまりなかろう。

寧ろ①予約開始日一番に並び限りある営業マンを確保する②短時間で注文できるよう予めオプション類を決めておく③オプション一切なしも検討④9割以上がATなので免許があればMTを選択する…など予約リストに少しでも早く並ぶことが肝心になる。

肝心のインプレッションだがエンジンはとても静か、ディーラーを出発する時エンジンボタンを押して反対に止めてしまうほど。非力と言われるが街乗りには十分、寧ろ30㌔制限道路では「速度の出し過ぎに注意してください…」と注意されてしまった。

まだいくつかパーツを追加したい部分がある。何よりホイールやタイヤもドレスアップしたいところだ。この後の展開は定期的にブログにアップしようと思う。

By Jun@Room Style Store