ノマドと暮らす(第3回) | Room Style Store

Blog

2025/12/13 07:46



ノマドが納車されてから1ヶ月点検を迎え、予約しておいた日時にディーラーへと出向いた。特に問題もなくタイヤの空気が減っていたので補充したとのこと。納車以来あまり乗っていないので使ってない機能がある。何より肝心の四輪駆動にしていないのだから宝の持ち腐れだ。

他には前席のシートヒーターもまだ試してない。正直都内だと車の暖房で十分だが、四駆ともども年末の信州でトライしてみたい。走破性や最小回転半径はジムニーに譲るものの後席を含め室内が拡充されたノマド。アフターパーツによる車内のカスタマイズは着々と進んでいる。

そこで今回は見た目は変わらず中身が進化しているノマドの今を紹介しようと思う。

※扉写真はツールボックスの様子

(1) 純正ツールボックスまずは身近なところから。ディーラーオプションで予め付けておいたツールボックスを試しに使ってみようと思う。間仕切りがあることで中で荷物が暴れたりしないので助かるが肝心の使い心地はどうだろうか。果たして便利な間仕切りなのかそれとも使いにくいか。

(2) 荷物を入れてみる
荷物の大きさで入れる場所が決まる。左端にはレッドウィング6インチとグローブ、中央前に携行缶とマットにマグカップ、雨合羽の組下も丸めて挟んである。中央手前は雨合羽の上着と小物入りのトートにヤッケ、右端がLLビーンのガムシューと保温カップ…中々の収納力だ。

(3) 入っていたもの
試しに収納されていたものを全部出して広げてみた。もし収納ボックスが無ければ無造作に荷室に放り込んでしまったと思う。間仕切りがあることで無駄なスペースが出ないよう仕舞う場所を無意識に工夫している。リアシートとの一体感もあり付けて正解のオプションだった。

〜ダンパー交換〜
(4) バックドアダンパー交換①
ジムニーのバックドアはダンパーにストッパー機能がないのでうっかり開いてぶつけないか不安がある。勝手にドアが開いたり閉じたりしないダンパーへの交換はジムニーユーザーの定石と言えそうだ。早速お取り寄せ、他社製品よりお値段高めだがレビューは中々のものだ。

(5) 純正品を外す①
まずは車体側の接続部分から外す。購入した商品には「クリップを持ち上げて」と書かれているがどう持ち上げるのか分かりづらい。せっかくなので写真を載せることにした。ブログを読んだノマドユーザーの役に立つかもとわざわざ三脚を立てて撮影している。

(6) 純正品を外す②
一方こちらは少々厄介なバックドア下のダンパー接続部分。付属のドライバーでクリップをこじるとすぐに取れるが付属のダンパーを外した途端、風が吹いただけでもバックドアが開いたり閉じたりしかねない。もし手伝ってくれる人がいたらドアを押さえて貰った方が安心だ。

(7) 社外品と交換①
新しいダンパー取り付け後。ボディ側は上から押すだけなので簡単だ。バンパーに洗車時の水滴が乾いた跡が白く残っている。納車時のまま気付かなかったのでこのあと車を洗車したらこれが結構大変…軽自動車のボディを延長しただけなのにやけに大きく感じる。

(8) 社外品と交換②
一方バックドア側は下から押して入れるのでこれが意外に厄介。ちょっとしたことでドアが開閉してしまう。準備ができたら片手はバックドアに添えて固定、もう一方の手でダンパーをプッシュしていく。微妙にドアが動いてしまい中々入らず手間取ってしまった。

(9) バックドアを開けてみる①
取り付け終了後。写真のように少し開いた状態で手を離してもOK。バックドアは動かずしっかり固定されている。純正ダンパーよりも引く時に力が必要で女性オーナーには重たいかもしれないが安心して開閉できるのは有り難い。流石はユーザーに選ばれる商品、説得力がある。

(10) バックドアを開けてみる②
こちらはドアをフェンスギリギリまで開けて離した状態。流石に強風が吹けば動いてしまうだろうが多少の風ならびくともしない。特にデパートやスーパーマーケットといった後ろが壁の屋内駐車場だと助かる。お陰でドアを開けたまま気兼ねなく荷物を入れられる。

〜ドアハンドルカバー〜
(11) マグネット式カバー
さて、お次はドアハンドル内側の爪によるスクラッチ痕を防ぐ商品。爪は柔らかいと思われがちだがボディに軽く当たる動作を繰り返すこと微細な傷が付いてしまうそうだ。そこで磁石の力で優しく密着、ボディの塗装面を守るのが写真のマグネットタイプハンドルカバーだ。

(12) お湯で柔らかくする
そのままドアに付けてもぴたりと収まらないのでお湯に浸けて柔らかくしてから貼り付けよと取説にある。温度は50度くらいとのことだが沸騰したお湯を注いで投入、しばらく放置する。適温になったら取り出して一枚ずつハンドル部分の下に差し入れて凹みに馴染ませていく。

(13) 運転席ドア
まずは運転席のドア部分から。確かにお湯に浸けるとマグネットシートが柔らかくなっている。位置を決めたら柔らかいうちにカーブに合わせて押し付け馴染ませていく。それにしてもアフターパーツの充実ぶり…プチカスタムとはいえ毎週何かしら後付けしているのに気付いた。

(14) 運転席後部ドア
こちらは後部座席。今まで8台乗り継いだがこれほどカーアクセサリーが豊富だったことも無かったと思う。車の改造=スポーツカーにエアロパーツや太いタイヤを履かせて車体の何倍もの資金を投入、というイメージだったがジムニーノマドのプチカスタマムはお財布に優しい。

(15) 助手席側
助手席側の前後ドアにも貼り付け完了。この手の商品はマグネット式と両面シール式があるがボディの塗装面を考えたらマグネット式一択だろう。実はバックドア用にもう一枚残っているが貼り付け面がプラスチックなので両面シール仕様のため未だに貼っていない。

〜USB-Cソケット〜
(16) 充電コード内蔵型
今時4人車に乗って出かけると皆スマホの充電をしたくなるもの。中にはケーブルを忘れてしまい慌ててコンビニで買った…という人もいよう。こちらは従来のUSBにもタイプCにも適応のソケット式充電器。少し大きいのが気になるが多機能さで選んでみた。

(17) アイドリング状態
エンジンをかけてアイドリング状態になるとイルミネーションが点灯して良いは雰囲気になる。上段がUSBで下段はタイプCが二つも差し込める欲張りな仕様だ。アイフォンもタイプCが主流になってきたがまだまだライトニングのユーザーも多いがこの充電器なら平気だ。

(18) ライトニングケーブル付属
右側のライトニング端子を引っ張ると内蔵ケーブルが出てきて充電が簡単にできる。出がけにケーブルを忘れても車の中で充電できるので安心というわけだ。もちろん下についているタイプCも引っ張ると伸びる。多機能さだけに耐久性がやや気になるがまずは使ってみよう。

(19) 運転席の様子
運転席のソケットに差し込んだところ。マニュアルシフトを1、3、5足に入れる時に干渉しないか気になったが思ったより余裕がある。よく見ると左端と右端のソケットにもUSBのスロットが2つずつ付いているので十分過ぎる。何か別のアクセサリーにしても良さそうだ。

(20) 早朝の慣らし運転
ノマドが納車されてから初の早朝ドライブ。出かけたのはあきる野市にある大悲願寺の仁王門前。交通の迷惑にならないよう早朝に訪問、散歩する地元の方と軽く挨拶していざ撮影。こうしてみると思ったよりも車格が立派に見えるし洗車時に感じたように室内も余裕がある。

目下受注停止中のノマドだが来年1月の販売再開に関してネットが騒がしい。以前ディーラーの担当者は「抽選販売にはしない」と言っていたがどうやら「抽選販売の可能性が高い」らしい。今すぐ最寄りのディーラーと連絡を取るべきと書かれている。もし予約が出来ても抽選が外れたらどうするのだろう。

ネットで調べたら再度予約を申し込んで抽選結果を待つしかないらしい。となると何度も抽選に外れて買うのを諦める人が出てくるかもしれない。車に限らず徹夜で並んでゲットするブランド限定品などモノを買うのも苦労が多い。ただ早く並べばゲットできるのと違い抽選漏れは釈然としなくないだろうか。

次回のノマド暮らしはそれほど人気になる魅力について少し触れてみようと思う。

By Jun@Room Style Store