ノマドと暮らす(第7回) | Room Style Store

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2026/02/02 12:14


日本人は「世界一洗車が好き、或いは世界一車がきれい」といわれる。車を所有する世帯では1ヶ月に1回以上洗車する割合が42%、これが輸入車のオーナーの場合は割合が80%に達するという。車を常に「綺麗にしておきたい」という意識が高いという結果が出ている。

自分では「汚れが目立ってきたら洗車」する程度だが冬から春の間はどうしても洗車の回数が増える。何しろ冬の空っ風で空を舞う土ぼこりや偏西風に乗ってやってくる黄砂が車体に積もったまま車を運転すると風や振動で車体にスクラッチ=細かな傷が付いてしまうからだ。

そこで今回は真冬の洗車を中心に追加したアクセサリーやパーツを紹介しようと思う。

※写真はきれいになったタイヤハウス

【洗車その①:足回り】
(1) タイヤの水洗い
どんなにボディが綺麗でも足回りが汚れたままでは手入れの行き届かない靴を履いたスーツ姿のようなもの。特にクロカン四駆はホイールとタイヤはもちろんタイヤハウス内側のライナーも外からよく見える。高圧洗浄機でホイールやタイヤ、タイヤハウス内部を洗っていく。

(2) カーシャンプーの登場
次にカーシャンプーをバケツの水に加え泡立たせたら柔らかなブラシに泡をたっぷりしみこませてホイールを洗う。ホイールの隙間に入るよう先が細くなっているブラシが便利だ。素材は柔らかな繊維のものをチョイス…真冬の洗車は厳しいが丁寧に1本ずつ洗っていく。

(3) タイヤハウスの汚れ落とし
複雑な形状のフェンダーライナーは高圧洗浄機だけでは不十分、特に「凹んだ部分」に泥が残りやすい。そこで泡の染み込んだスポンジを隙間から入れ溝に沿って擦るとみるみる泡が茶色になっていくのが分かる。最後にもう一度高圧洗浄機を使えば完璧…納車時のようにピカピカだ。

(4) 綺麗になった足回り
すっかり綺麗になった足回り。軽くタイヤワックスをかけているので見栄えも良い。因みに納車時のタイヤはデューラーH/L。街乗り重視の夏タイヤで静粛性や燃費、快適性を重視している。信州あるあるな凍結路用にスタッドレスタイヤに替えるかスノータイヤ+布製チェーンか迷う。

【洗車その2:ボディ】
(5) 土ぼこりの堆積
前回の洗車以降、ほとんど乗らないまま土ぼこりで茶色くなったバンパーやボンネット。収穫後何も植えられていない畑から容赦なく舞い上がる土ぼこりで洗車したての車もたちまちこうなってしまう。これが黄砂だともっと深刻で洗車しないままだと塗装面が傷つく恐れもあるそうだ。

(6) 水洗い
足回りの次はバンパーも含むボディ全体を高圧洗浄機でくまなく洗っていく。いきなりガソリンスタンドの洗車機にかけるのは御法度、布製タオルで水洗いするのでさえ塗装面が傷付くのだとか。土ぼこりや黄砂から車を守るには密閉式のガレージを備えた大邸宅が必要なようだ。

(7) 屋根から洗う
水洗いが終わったら屋根からシャンプーで洗っていく。ジムニーといえど屋根を洗うには脚立が必要、しかもボディが長くなったノマドだと前後で脚立の位置を動かす必要がある。致し方ないとはいえ前に乗っていた車よりも洗車にかかる時間が大幅に増えてしまった。

(8) 拭き取り後
シャンプーでボディを洗ったあとはもう一度高圧洗浄機ですすぎ拭き取っていく。拭き取りの際にコーティング剤を吹きかけて一緒に乾拭きすると保護膜ができてボディを傷から守ってくれるというのでもう一手間掛けてみた。洗車前の茶色いボディと見比べて欲しい。

【ドリンクホルダー】
(9) フリップアップタイプ
さてここからは恒例のプチ改造…まずはカップホルダーの取り付けから。フリップアップタイプとのことで折り畳まれているホルダーを何度か開閉してみる。因みに畳んでおけば車検時も問題なく通るとのこと。稼働部はやや硬いが何度か開閉を繰り返すことでスムーズに行きそうだ。

(10) 取り付け
左右のどちらか迷ったが運転席側の右端エアコン吹出口に決定。回転するルーバーを固定してカップホルダーを引っ掛ける仕組みのようだ。ジムニー用アクセサリーは大抵簡単に設置できるがこのAPIO製フリップアップホルダーは意外と難しい。ユーチューブの取付例を参考にした。

(11) ルーバーの固定
まずは運転席窓側のエアコン吹出口をルーバーが回らないよう付属のテープで固定していく。取扱説明書を読んでもテープの貼り方がよく分からないのでネットを検索、同じように試行錯誤した方の投稿なのだろうかズバリ解決してくれる動画を見つけて事なきを得た。

(12) フックのネジ留め
次はルーバーにカップホルダー土台を留めるためのフックの装着。最初はネジを奥まで締めたがもっと遊びが必要だと後で気付いた。因みにドリンクホルダー以外にも運転席前面で車検が通らない恐れのあるものとしてサンシェード取付用の吸盤が挙げられるそうな…。

(13) フックの仮留め
カップホルダー土台に装着したフックを裏側から見た様子。フック先端がルーバーの奥まで届いて引っ掛かることで土台が固定されその上にカップホルダーが乗る仕組みのようだ。かなり緩めないと奥まで届かない。このあたりは今までのアクセサリーより根気が必要だ。

(14) ルーバーに留める
フックがルーバーに引っ掛かったかどうか手で引っ張ってみる。取れないようなら二本のネジを締めながらきっちり留めて遊びをなくす。これで土台が吹き出し口にしっかりと固定されたことになる。いよいよ可動式のフリップアップホルダーを装着する番だ。

(15) フリップアップホルダーの取付
最後の行程フリップアップホルダーの取り付けも至って簡単、ネジを回してしっかりと固定した土台に押し付け時計方向に回していくとカチッという音がする。爪が上手く噛み合った状態になれば完了。ホルダーを引っ張り出してカップを置くのも実にスムーズだ。

(16) 取付完成
写真は取り付けたカップホルダーにドリンクを置いてみたところ。夏ならば吹き出し口から出る冷気が冷たい飲みものが温くなるのを防いでくれるし、冬は吹き出し口から出る暖気が暖かな飲みものを冷まさないようにしてくれる。なるほど実によく考えられている。

【リアドア用泥よけ】
(17) ネット販売
もう一点ネットで購入したのが後部ドア用マッドガード。写真はショップから拝借したが後部座席のドアを開けるとビフォーの写真のようにタイヤはねがドアと車体の隙間に白くこびりついてしまう。これを防ぐのが素足んアフターのリアドア用マッドガードになる。

(18) パーツの到着
届いたばかりのリアドア用マッドガード。赤い両面テープで固定する部分の油汚れを拭き取る脱脂綿が付いている。取付にはボディ側のネジとクリップを外さなくてはならないのでクリップ外しを別途購入した。これで準備は万端、天気の良い日を選んで作業に取り掛かった。

(19) ネジを外す
まずは後輪タイヤハウスの前下端のネジを外していく。写真に写っている2つの丸いクリップのうち奥がこのあと外す方だ。久しぶりにソケットレンチを工具箱から出してネジのサイズを確認、10㎜がぴったりだった。因みに外したネジは後で使うのでなくさぬようケースに入れておく。

(20) クリップを外す
クリップを外すのは3個所、クリップ外しがない場合はマイナスドライバーを差し込んでテコの要領で取ることも出来るようだ。ただ場所が場所だけに結構とるのに手間取ってしまう。個人的に作業の難易度ランキングは今までで一番高くなりそうだ。

(21) 取付完了
取付が完了した様子。マッドガードを元のクリップで留めるのが中々難しい。力任せに留めようとしても中途半端な姿勢で手を差し込んで作業するせいかちっとも力が入らずクリップの反発力に指が力負けてしまう。最後はペンチで挟み無理やり押し込んだ。

2010年代に次々とコンプライス違反が発覚したスズキは最近も子会社の不祥事や業績減速により一時株価が低迷していた。2025年末までにタイ工場を閉鎖してインド事業やハイブリッド技術へ資源を集中する構造改革を進めている最中とのこと。

一方嬉しいニュースもある。2025年世界自動車販売数でスズキは国内メーカー三位にランクインされたそうだ。日産を抜き国内二位のホンダに迫っているとのこと。社是である「小・少・軽・短・美」を徹底した製品づくりが評価を得ているようだ。

なるほどジムニーノマドも確かに「小・少・軽・短・美」な車と納得した。

ByJun@Room Style Store