2022/10/08 16:47
アメリカントラディショナルの代名詞サックスタイルはアンダーステートメント(控えめな表現)が信条。麻袋(サック)のように寸胴なシルエットや誇張のない自然な肩線は確かに華美な印象を与えない。映画「グレーフ...
2022/10/02 09:05
2001年から始まったファーラン&ハービーとの付き合いは年2回のペース。1回が仮縫いでもう1回が納品と新たな注文という流れが続いていた。途中2005年にロンドン地下鉄爆破テロが起きたが、空港など警戒態勢の中...
2022/09/26 07:01
以前もブログで書いたが、英国を旅するなら車が一番。安上がりなコーチ(長距離バス)も運賃の高い鉄道もそれぞれ旅の良さがあるが、日本と同じ左側通行や慣れたら便利なラウンドアバウト、目的地までのアクセスも...
2022/09/18 18:20
英国仕立ての扉を開いてくれたファーラン&ハービーはサビルロウから少し離れたサックビルStに店を構えていた。ショーウインドウもディスプレイもない作業場からはどんな服ができるのか見当もつかなかったが出...
2022/09/13 01:27
前回はナチュラルショルダーにまつわる四方山話を書いたがアイビーブームの立役者くろすとしゆきさんが独立してオーダー服店のクロス&サイモンを1970年に出店した時は「服を注文するってどんなだろう」と漠然と...
2022/09/07 04:32
アイビー時代のマストアイテムといえばブレザー、それも最初はキャメルが決まりだった。「~ねばならぬ」の多いアイビールックだったが「形から入る」日本人の性格に合ったようで自分も一着目はお約束のキャメル...
2022/08/30 08:18
1979年青山通りにブルックスブラザーズが開店。アイビー信者もすっかりアメトラ贔屓になったが、1990年黒船のごとく現れたのが英国のHACKETTだった。アメトラのバイブル「メンクラ」でその存在を知り、オープン間...
2022/08/22 08:11
四都物語の後編はパリからスタート。今から40年以上前の夏、初めての外国旅行で最初に宿泊したのがパリだった。カルチェラタン付近の古いホテルは「鉄格子のシャッター」を開けて乗る旧式のエレベーターだったこ...
2022/08/15 11:43
コロナ禍前の2019年は2008万人と過去最高を記録した日本人の出国者数は感染拡大の2020年には320万人に落ち込み、国際往来が制限された2021年は97%減の51万人だったという。毎日飛行機を飛ばせば確認しなくても良...
2022/08/09 09:16
今から5年前の2017年。イングランドの湖水地方からカーライル経由でM6(Mは高速道路)に入りグラスゴーへ向かった。英国(UK)を旅するなら車がいい。日本と同じ左側通行は運転も楽だし道路も整っている。知らぬ間に...
2022/07/30 09:48
前編は新居への引っ越しを機会に揃えはじめたラルフローレンのテーブルウェアを紹介したが、食器に興味を持ったのはそれ以前の海外勤務がきっかけだった。離日前に現地からは「住居は家具・家電完備。必要なもの...
2022/07/24 08:42
週末は衣類の虫干しに励んだ。カシミア類は平場に並べて上着は吊るす。我が家で一番重たいヘリンボーンのポロコートを下げたら物干しが一気にたわんだ。正に”品質の塊”、今じゃ絶対手に入らない逸品だ。昔ebayの...
2022/07/19 09:21
今回はいつもと違う新たなジャンル、ライフスタイルの話を…若い頃に何回か引っ越してマイホームにたどり着くとインテリアを身近に感じるようになる。当時はラルフローレン好きが高じて新居のカーテンをポロショッ...
2022/07/13 08:33
第二次世界大戦中、資源を戦争に集中すべく物資統制が行われたアメリカ。労働着も例外なく大量生産が可能な代替部品や余剰品の使用が義務付けられた。LEVI'Sでもリベットなど金属部品を減らし付属物も余剰品を使...
2022/07/06 12:41
アイビー好きにとって柄ものといえば春夏のマドラス、秋冬のタータンだろうか。Wikiで調べると17世紀中頃、英国の東インド会社がタータンをインドのマドラス地方で織らせたものがマドラスの原型だとか。どちらも...